神約民主論
Creator's eye 
Live 
神約民主論 
理念本位制経済 
イデア 
Q&A 

 

since2003年3月20日

今、世界の過半数を超えた国家が民主主義体制を取っているか、ないしは移行期にあります。これは神意に反しているので指摘しておく必要があると思う。三権分立や基本的人権、法治主義や様々な自由権等、近代はもともと我々がヨーロッパで創ってきたものですが、我々が創ってきたものは我々が進化させていく。

これは多分にキリスト教のイエスに影響を受けたヨーロッパの天使が、彼の性格を知らずに鵜呑みのような形で無批判、無防備の精神状態に置かれた結果出てきたものと言っていいと思う。今はもう彼の偽善と犯罪は天界では常識となっておりますので、二度目はないと思う。

民主主義の本質を分かりやすく述べますと、「
誰でも言論の自由が欲しい」「誰でも表現の自由、出版の自由は認められたい」「誰でも不当な権力で身体を拘束されたくない」という人民共通の利益に基づいた国家契約がその本質です。

利益が本質ですので、現行の国家は全て利益的共同体、ゲゼルシャフトとなっております。「
バビロンの大淫婦」「姦淫のブドウ酒を飲んだ人類」とは利益と快楽を無制限化した人間の世界のことです。利益は宇宙の構造上、「悪」ですので、「悪」の性質通り、今後「自壊」していくことになるということです。

では具体的に民主主義が崩壊した後の世界体制とは如何なるものなのでしょうか。民主主義の本質が「
人民共通の利益に基づいた国家契約」とするならば、それを進化させた体制とは「人民共通の人生の意義に基づいた国家契約」ということになります。

永遠共通の利益などは実際ありませんけれども、永遠共通の人生の意義ならば存在します。これが生命の本質となっております「
神の存在」です。過去の全人類、現在の全人類、そして未来に生まれてくるであろう全ての人類の生命の本質には神の存在があります。

過去−現在−未来の時間を超え、アジアやアラブ、ヨーロッパやアメリカの位置、空間を超えて完全に「平等」なる存在は個々人の生命の本質に在る神の存在以外にはありません。
ここで民主主義の矛盾は明らかであろうと思う。

民主主義の二大概念、「自由」と「平等」はその本質として矛盾しているということです。神の存在を無視して「平等」はどこにもないのに教育で「平等」を教えている。肉体を取っても髪の毛の本数から生理現象までことごとく万人に平等なるものはない。

精神を取っても裕福な家庭に生まれる者もいれば、貧しい家庭に生まれる者もいる。投げかけられる言葉も違えば、平等な人生などもない。個性ゆえに完全に平等というものはないわけです。肉体を捉えても、人格を捉えても「平等」はない。

物心は神の差別相」なのです。それでも人類が平等を認めるのであるならば、それは過去−現在−未来の時間を問わず、空間を問わず、1人残らずに完全に平等で完全に共通していて完全に同一でしかも永遠に差異がない存在でなければならない。

それは個々人の生命の中心に在って、その奥に永遠に存在している「
神の存在」以外にはない。神の存在以外に「平等」がもしこの宇宙にあるのならば、それを示して頂きたい。ひとつもありません。

従って「平等」を今後も人類が認めるのであるならば、神を信ずるのは自由ではなく、義務であるということです。一方で「平等」を教えながら、他方で「神の存在」を無視するのならば、それは矛盾であるということです。

神を無視して平等などはどこにもこの宇宙にはないからです。そして実は
神の存在は宇宙がなぜ存在しているかの答え、あるいは人類ひとり残らずの人生の意義となっているものです。そしてこの「平等」の神の心に従って「自由」を行使した時、「神理は汝を自由にせん」、全人類は自由となる。

民主主義下で矛盾している「自由」と「平等」を統一進化する存在が「神の存在」ということです。そして神は過去・現在・未来の人類一人残らずの共通の「人生の意義」となっている。これが世界で既に過半数を超えている民主主義の体制を飛躍的に進化させ、自然界と世界そのものを数段レベルアップする政治体制です。

「人民共通の利益に基づいた国家契約」から「人民共通の人生の意義に基づいた国家契約」、これが民主主義の進化体制、「神約民主論」です。これを実現した国家が今後数千年の世界のリーダーとなります。

民主主義は利益をその本質に有した政治体制ですので、放置しておくと利益に流れ、資本主義の利潤追求主義同様、世界腐敗の根本の因となるのです。また宇宙は神の表現体であって、利益の表現体ではありませんので、宇宙の仕組みと構造にも反しているわけです。

民主主義と資本主義は崩壊していくでしょうが、その崩壊後に世界の主要な体制となるのは共産主義でもなく、民主主義でもありません。この神との共通契約に基づいた「
神約民主論」です。これは人間が何のために存在しているのかという存在意義に沿っていると同時に、宇宙の仕組みと構造にも一致した神の御心に叶うベストな政治体制と言えます。

その布石は実はもう打たれていて、ヨーロッパが中心ですが、西暦2000年前後から続々、かつて神々といわれた方々が私を中心にこの神と宇宙の権威を憲法に導入するために生誕してきてくれている。従ってこの体制実現が人類全体の未来を握っていて、本当のことを言えばこれはもう既に決定していると預言しておいていいと思う。時間の問題であるということです。